私は以前に障害者施設や高齢者施設、地域包括支援センターなどで勤務していた経験があります。

その中で感じたのは、身寄りがない方や、独居の高齢者や障害者は虐待や消費者被害に遭いやすいという現状です。

非常に悲しい現実ですが、やはり弱者と呼ばれる方が、狙われやすい社会には違いありません。

そのために、成年後見制度などが整備されたのでしょう。

もちろん、すべての方がそうではありません。

しかし、対象者が身寄りがなかったり、独居であったりすると、悪徳業者は他人の目につかないために狙いやすく、被害を訴えられにくいと考えているようです。

また、お1人暮らしで認知症になられた方が、判断能力の低下に付け込まれて何らかの被害に遭われたケースを数多く見てきました。

ですから、成年後見制度を利用しないまでも、何かの際に家族や近隣に見守ってもらえる仕組みは、早いうちから構築されたほうがよいと思っています。

少しでも、上記のような被害が減っていくように、今後は地域社会の取り組みが必要でしょう。